アモルファスカーボン製基板
日本軽金属株式会社は、同社独自のカーボン製品技術、研削・研磨技術および表層修飾技術を用いることにより、アモルファスカーボン製バイオチップ基板を開発致しました。
東京未来スタイルは、このバイオチップ基板を国内市場および海外市場に向けて販売を開始致しました。
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各素材の物性
アモルファスカーボン | ガラス | 樹脂(ポリスチレン) | アルミニウム | |
比重 103kg/m3 | 1.42~1.55 | 2.5 | 1.04~1.09 | 2.7 |
曲げ強度 MPa | 150~260 | 54.9 | 69~101 | 205 |
圧縮強度 MPa | 480 | 900 | 82~89 | – |
ヤング率 GPa | 23~35 | 71.6 | 3~3.5 | 69 |
熱膨張係数 10-6/K | 2.1~3.7 | 8.5~9.0 | 50~83 | 23 |
熱伝導率 W/m·K | 5.8~7 | 1 | 0.126 | 237 |
電気抵抗率 Ωm | 40~45 x 10-6 |
1010~1014 | >1018 | 2.82 x 10-8 |
参考文献
Fukuda, E. et al. “Development of INSOL-tag for proteome-wide protein handling and its application in protein array analysis”, Genes Cells. 2019: 1-13
ポイント① 高感度に検出できる
自家蛍光が小さい | タンパク質の非特異吸着が少ない |
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ポイント② 使い勝手の良さ
-アミノ基等の官能基を共有結合で固定しているため洗浄や化学反応で剥がれにくい
-軽量で割れにくい
ポイント③ カスタマイズ可能
官能基の種類,パターン,量および基板の形状,大きさ,厚さなど、御要望に合わせてカスタマイズ致します。
例) 1536スポット アミノ基修飾基板
例えば、マイクロプレートのウェルの大きさやピッチに合わせたピッチ96スポット,1536スポットや全面修飾など、
好みのパターンが可能です。
ポイント④ ライフサイクルコスト
再研磨・再表面修飾による再利用が可能なので、ライフサイクルコストを低減できます。
使用例: カーボン製基板を用いたヒトタンパク質アレイによる血中抗体検出
試験方法
対照試験
市販の抗SS-A抗体,抗SS-B抗体診断薬(ELISA)を使用した。
プロテインアレイと同じ血清検体を各診断薬の検査方法に従って測定した。
試験結果
ELISA法と同等以上の感度で、相関性のある定量的な測定が可能であった。
診断薬(1種類の抗体対象)では検査対象外の自己抗体も複数同時に検出できた。
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