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Bio X Cell社 – 生体内実験のためのアイソタイプコントロールの選択と使用

アイソタイプコントロール抗体とは何ですか?

正しいアイソタイプコントロール抗体の選択と使用は全ての生体内実験の必要不可欠な部分です。これらの抗体はネガティブコントロールとして使われ、実験対象となる一次抗体の正しい宿主種、アイソタイプ、サブクラスと一致しますが、標的の生命体や種内のタンパク質に対する特異性を持っていません。アイソタイプコントロール抗体は生体内実験の動物モデルで非結合になるように、かつ、実験に使われる一次抗体の全ての非特異性の特徴を持つように設計されています。

なぜ、アイソタイプコントロール処理したグループを生体内実験に組み込むことが重要なのですか?

アイソタイプコントロール処理したグループを組み込むことは、信頼のおけるデータを生成するために必要となります。なぜなら、抗原特異的な一次抗体の結合による結果と、非特異的な結合または抗体注射の他の非特異的な効果による結果を正確に区別できるからです。

動物に投与された一次モノクローナル抗体は、非抗原特異的に、B細胞や樹状細胞、NK細胞、マクロファージ、その他の細胞上のFc受容体と作用することがあり、Fc受容体の結合は、抗体依存性細胞傷害(ADCC)のような一次抗体の作用機序に関わることもあります。それでも、非抗原特異性のFc受容体の結合は、抗原特異的な結合とは関係のない、生物学的効果または表現型を生じさせることもあります。一次抗体のアイソタイプとサブクラスと一致するアイソタイプコントロール抗体もFc受容体と結合するため、研究者はそのような影響を制御することが可能です。

アイソタイプとサブクラスの一致に加え、理想的なアイソタイプコントロールは一次抗体の宿主種が一致する必要があります。マウスモデルにおける生体内研究に使われる多くの一次モノクローナル抗体は、ラットまたはハムスターを用いたハイブリドーマ技術で作成されます。異種であるラットまたはハムスターIgGをマウスに注射すると、注射された抗体に対して免疫反応が起こることがあります。複数回の注射はこの可能性を高めます。Fc受容体の結合と同様に、この免疫反応は抗原特異的な結合とは関係のない表現型を生じさせることがあります。宿主種が一次抗体と一致したアイソタイプコントロール抗体で処理したマウスの集団を含むことにより、研究者はこのような非抗原特異性の影響を制御することが可能です。

アイソタイプコントロールについてのよくある質問

  1. 未処理のグループまたはPBSで処理されたグループをアイソタイプコントロールで処理されたグループの代わりにとして使用できますか?

    未処理のグループやPBS処理したグループを簡易のネガティブコントロールとして使用することは推奨しません。抗原特異的な一次抗体結合による結果と非抗原特異的結合または他の非特異性の相互作用による結果を正確に区別するために、アイソタイプコントロール抗体を使用しなければなりません。

  2. マウスを異なる宿主種、アイソタイプ、サブクラスの複数種類の一次抗体で処理する場合、コントロールグループのマウスを複数種類のアイソタイプコントロール抗体で処理する必要がありますか?または、1種類のアイソタイプコントロール抗体で充分ですか?

    抗体の宿主種、アイソタイプ、サブクラスは抗体の潜在的な非特異的な影響に関与しているので、アイソタイプコントロールグループも一次抗体で処理されたグループと全くの同一に処理されなければなりません。例えば、実験対象のグループにラットIgG2aとラットIgG2bを注射する場合、アイソタイプコントロールグループにもラットIgG2aとラットIgG2b抗体を注射しなければなりません。

なぜBio X Cell社のアイソタイプコントロール抗体を選択するのですか?

同社は、生体内実験と生体外実験の両方に向けて調製されたアイソタイプコントロール抗体を幅広くご提供しています。同社のアイソタイプコントロールの特徴:

  • 高い純度

    同社独自の最適化された抗体製造方法により、タンパク質や化学物質を加えることなく、非常に純度の高い抗体溶液を保証します。ロットごとにSDS-PAGEを使って純度の品質をチェックされています。

  • 非常に低いエンドトキシン濃度

    エンドトキシンの濃度はロットごとに品質チェックされています。その濃度は、InVivoMAb製品で≦2 EU/mg、InVivoPlus製品で≦1 EU/mgです。1 EU/mg以下の濃度をご希望の場合は、東京未来スタイルまでお問合せください。

  • 病原体フリー

    InVivoPlus製品の各ロットは、マウス病原体の包括的なパネルを用いてスクリーニングされています。結果の詳細は製品データシートに記載されており、IACUCと動物実験施設のガイドラインを遵守することに役立ちます。

  • 低いタンパク質凝集率

    同社独自の抗体製造法により、タンパク質凝集率が非常に低いレベルの抗体の溶液であることを保証します。さらに、InVivoPlus製品の各ロットは、凝集率の品質チェックを行っており、トータルタンパク質が5%以下であることを保証します。

適切なアイソタイプコントロール抗体の選び方は?

アイソタイプコントロール抗体は、一次抗体の宿主種、アイソタイプ、サブクラスと一致しなければなりません。お客様の利便性のために、同社は全ての一次抗体について推奨されたアイソタイプコントロールはもちろん、この不可欠な製品情報を各製品のページに記載しました。以下の表は、生体内実験と生体外実験の両方に適したBio X Cell社のアイソタイプコントロール抗体の総覧です。

Clone Host Isotype InVivoMab™ Catalog no. InVivoPlus™ Catalog no.
PIP Armenian Hamster IgG BE0260 N/A
N/A Armenian Hamster IgG BE0091 BP0091*
N/A Goat IgG BE0130 N/A
Hamster IgG F(Ab’)2 Fragments Hamster Polyclonal BE0091-FAB N/A
N/A Human IgG2, Λ BE0301 BP0301*
N/A Human IgG1, Κ BE0297 BP0297*
N/A Human IgG BE0092 N/A
DV5-1 Mouse IgG2c, Κ BE0366 N/A
MOPC-21 Mouse IgG1, Κ BE0083 BP0083*
C1.18.4 Mouse IgG2a, Κ BE0085 BP0085*
MPC-11 Mouse IgG2b, Κ BE0086 BP0086*
N/A Mouse IgG BE0093 N/A
N/A Rabbit IgG BE0095 N/A
TNP6A7 Rat IgG1, Λ BE0290 BP0290*
HRPN Rat IgG1, Κ BE0088 BP0088*
2A3 Rat IgG2a, Κ BE0089 BP0089*
LTF-2 Rat IgG2b, Κ BE0090 BP0090*
N/A Rat IgG BE0094 N/A
N/A Syrian Hamster IgG BE0087 BP0087*

*Bio X Cell社は、最も人気のInVivoMab™製品のInVivoPlus™バージョンをご提供します。InVivoPlus™製品のための追加の品質管理は、高度な結合検証、マウス病原体スクリーニング、非常に低いエンドトキシン濃度を含みます。InVivoPlus™製品の高い品質は、厳しい要求と生体内研究に求められる厳格な水準を満たし上回ります。InVivoPlus™の詳細はこちらをご覧ください。

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