Warning: Undefined array key "HTTP_REFERER" in /var/www/vhosts/fsfield.net/subdomains/tokyofuturestyle/tokyofuturestyle.fsfield.net/httpdocs/wp-content/themes/Tokyo Future Style/single.php on line 121

Bio X Cell社 – RecombiMAb™:in vivo用途のためのリコンビナント抗体

RecombiMAb™ リコンビナント抗体とは

Bio X Cell社のRecombiMAb™ モノクローナル抗体は、原型となる従来の抗体と全く同じ抗原結合可変領域を持つリコンビナント抗体です。RecombiMAb™抗体が結合するエピトープは、RecombiMAb™抗体に相当する従来のクローン製品が結合するエピトープと同一です。この製品は、抗体をコードする遺伝子のシーケンシングを行い、発現効率の高いベクターを利用して遺伝子をクローニングし、哺乳類の細胞に導入してリコンビナント抗体を発現させることで実現されました。

なぜRecombiMAb™ リコンビナント抗体を選ぶのか

ハイブリドーマの技術を用いて生産される従来のモノクローナル抗体は、不死化された骨髄腫細胞と動物の免疫によって得られるB細胞を融合して生産されます。このプロセスによって高い特異性と一貫性を持つモノクローナル抗体が得られますが、いくつかの欠点があります。ハイブリドーマの細胞は遺伝的浮動や遺伝子の欠損、遺伝子突然変異の影響を受けやすく、時間経過にともない結合の特異性や抗体の結合性がわずかに変動する可能性があります。Bio X Cell社では抗体生産プロセスを最適化し、複数の方法でハイブリドーマの遺伝的浮動やロット間差異を可能な限り抑制していますが、ある程度は避けることが出来ません。また、従来のハイブリドーマは動物(特にラットやハムスター)の免疫を利用して作成されているために、抗体の生物種を変更することは出来ません。このため、実験動物の生物種と抗体の生物種が合わない場合に課題が生じる可能性があります。例えばある実験期間中に複数回ラットIgGをマウスに注射すると、マウスの体内で注入された抗体に対する免疫応答が誘導されることにより、抗体の効果が下がる、過敏性反応を引き起こすなどの影響が生じる可能性があります。一方でリコンビナント抗体にはこのような欠点がありません。

  • 一貫性と高い再現性のあるデータ

    RecombiMAb™抗体は、定義されたDNAと1本の重鎖と1本の軽鎖のみをコードするアミノ酸配列をもとに作られます。RecombiMAb™抗体は遺伝的浮動や遺伝子の欠損の影響を受けないため、ロット間の一貫性や実験ごとのデータの再現性が極めて高くなります。

  • 抗体のキメラ化

    RecombiMAb™抗体は、通常はラットやハムスターの定常領域となる部分がマウスまたはヒトのIgG定常領域に置き換わったキメラ抗体として提供されます。結果としてin vivoにおける生理活性が向上し、マウスモデル・ヒト化マウスモデルにおける免疫原性が抑制されます。

  • Fcドメインでのサイレンシングが可能

    Fcγレセプターと補体の相互作用によるFcを介した抗体のエフェクター機能は、ある種の抗体の作用機序において不都合です。例えば、細胞表面のレセプターやサイトカインをブロックする抗体でFcを介したエフェクター機能を必要としないものなどです。これはターゲットの細胞の枯渇が望ましくない免疫チェックポイント阻害抗体において極めて重要です。

    RecombiMAb™抗体にはFcサイレンス型も複数用意されています。これらのFcサイレンス型は抗体のFc部位に変異を持ち、in vivoにおいて内在性のFcγレセプターや補体と結合できなくなっているため、Fcを介した抗体のエフェクター機能を失っています。販売中のFcサイレンス型にはD265AやS228P、LALA-PGなどがあります。

  • in vivo用途のための設計

    RecombiMAb™抗体は、Bio X Cell社の従来製品と同様の純度とin vivo用の調製にて提供されています。Bio X Cell社のリコンビナント抗体は極めて高純度かつ保存料・安定剤・キャリアータンパク質不使用で、in vivo用途に最適です。

RecombiMAb™ リコンビナント抗体の特徴

  • 極めて高純度

    各ロットでSDS-PAGEを用いたQC試験が行われています。また、保存料・安定剤・キャリアータンパク質は使用されていません。

  • 結合性の評価

    RecombiMAb™製品の各ロットについて、免疫ブロットを用いて抗原に対する結合性が評価されています。

  • 極めて低いエンドトキシンレベル

    各ロットがQCの試験を受け、エンドトキシンレベルが評価されています。Bio X Cell社のRecombiMAb™製品はエンドトキシンレベルが1EU/mg以下です。1EU/mgよりさらに低いエンドトキシンレベルの製品をお求めの場合は、(株)東京未来スタイルまでお問い合わせください

  • 病原体フリー

    RecombiMAb™製品の各ロットは、広範囲なマウス病原体パネルを用いてスクリーニングされています。製品ごとのデータシートに詳細な結果が記載されていますので、IACUCや動物実験施設への提出の取り決めにお役立てください。

  • タンパク質の凝集を抑制

    RecombiMAb™製品の各ロットでQC試験により凝集レベルが検査され、5%を下回ることが保証されています。

RecombiMAb™抗体商品リストを見る
Bio X Cell社 紹介ページへ戻る

各商品の価格のお問合せ、商品仕様書のご依頼、その他のお問い合わせは下記までお願いします。
【商品取扱元】株式会社 東京未来スタイル
info@tokyofuturestyle.com
TEL:029-851-9222 FAX:029-851-9220


Warning: Undefined array key "HTTP_REFERER" in /var/www/vhosts/fsfield.net/subdomains/tokyofuturestyle/tokyofuturestyle.fsfield.net/httpdocs/wp-content/themes/Tokyo Future Style/single.php on line 255

一覧へ戻る場合はこちらをクリックして下さい。