蚊媒介感染症研究プラットフォーム TropIQ Health Sciences
TropIQ Health Sciences (TropIQ社)は、昆虫媒介感染症撲滅に向けた新規分子の発見および製剤開発のための技術基盤をご提供します。TropIQ社の寄生虫学および昆虫学の専門技術と最先端の創薬技術を用いて、新薬・ワクチン開発やベクターコントロールなどのユニークな研究を行っています。同社は2011年にオランダRadboud大学のスピンオフベンチャーとして設立されました。
(TropIQ社のウェブサイトはこちら)
MISSION
昆虫媒介感染症
昆虫媒介疾病は、蚊・ハエ・マダニなどの昆虫により伝播する感染症です。世界中の約半数の人口を脅かす疾病であり、毎年100万人以上が昆虫媒介疾病で亡くなっています。特に貧困国の人々にとっては大きな脅威となっています。たとえばサブサハラ・アフリカにおいて、5歳以下の子供を中心に毎年マラリアに2億5000万人が感染し、60万人が亡くなっています。この疾病はマラリアの寄生により引き起こされ、蚊によって伝播されます。
ビジョン
貧困と健康には大きな相関関係があります。多くの感染症は、貧困により引き起こされる生活環境の結果であり、そしてこれら感染症により、さらに貧困が悪化し負のスパイラルとなります。
ミッション
TropIQ社では、感染症に対抗する様々な技術と商品を提供し、人々の健康を増進いたします。
RESEARCH
リサーチ
TropIQ社では、新規の抗マラリア薬とベクターコントロール物質のための発見プログラムをご提供します。
テクノロジー
TropIQ社の技術プラットフォームには、半自動の細胞および寄生生物培養のための設備、昆虫学実験と液体分注のためのベクターラボおよび最新のシグナル検出装置があります。TropIQ社は、バーコードを用いた生きた昆虫のスクリーニング技術を開発しました。この技術は、新規ベクターコントロール物質やマラリア伝播阻害因子の発見にご使用いただけます。
サービス
TropIQ社では、ユーザー様の研究を加速させるサービスと商品をご提供します。
1. 新規ベクターコントロール薬剤や抗マラリア薬の発見のためのバーコード・マイクロタイター・プレートによる生きた蚊のスクリーニングアッセイ・サービスの提供
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2. 体系的かつ接触モードでの殺虫剤感度スクリーニング・サービスの提供 3. すべての熱帯熱マラリアのステージ(ガメトサイト期、オーシスト期、スポロゾイト期、肝臓感染期)を IC50 で測定し、マラリアライフサイクルの正確な追跡 4. マラリアの免疫応答を究明するための高感度混合検定免疫測定法の提供 5. 検査法の開発やキャリブレーションのためのワイルドタイプやGFP/ルシフェラーゼパラサイトステージの供給 6. さまざまなエピトープの sexual stage 抗原(Pfs48/45, Pfs25, Pfs230)に対するモノクーロナル抗体の供給 <抗体の一例>
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